再び手に取った古書は、戦国時代の九州、特にキリスト教を受け入れた大友宗麟に関連するものだった。表紙には宗麟の肖像と十字架が描かれていた。
星紙門が姿を現すと、彼の顔色が少し変わった。「あなたが選んだのは、大友宗麟とキリスト教への道だ。しかし、私はキリスト教が少々苦手だ。それでも進むのか？」
彼の言葉に驚きつつも、私は頷いた。私たちの旅は始まった。
目を開けると、私は戦国時代の九州に立っていた。そして、大友宗麟と出会った。彼の人格と理解、そして彼がキリスト教をどのように受け入れたか、それがどのように彼の治世に影響を及ぼしたかを学ぶことができた。
しかし、その間、星紙門は常に遠くから私を見守っているだけで、近づくことはなかった。その表情は、苦悩と我慢が混ざり合ったもので、彼がキリスト教をどれほど苦手と感じているかがよくわかった。
それでも、彼は私を決して見捨てず、戦国時代の大友宗麟とキリスト教を学ぶために私をサポートした。これが星紙門の真の力と優しさだと、私は感じた。
再び図書館に戻ると、星紙門は一瞬安堵の表情を見せた。しかし、すぐに彼の表情は元通りになり、「次の旅は何か？」と尋ねた。
私は星紙門に感謝し、次回も彼と一緒に歴史を学ぶことを楽しみにした。この経験は、星紙門の強さと優しさを再認識させ、私の歴史への愛をさらに深めた。
次の冒険は何か、今から楽しみだ。
