今日は、多くの人にとって当たり前のように感じる「朝起きる」行動について語りたいと思います。しかし、私の場合はこれが一筋縄ではいかないのです。
糖尿病を患っているため、毎日インスリン注射を打ち、血糖値を下げる薬を飲む必要があります。特に朝、この症状が低血糖に繋がり、起きる気力が著しく落ちてしまいます。血糖値が低いと、単純な判断も困難になり、文字通り動けなくなることも。
さらに、私はADHDも持っています。この症状が重なると、朝の段取りや日常生活が「めんどくさい」感じになり、ますます起き上がるのが一苦労です。
一つの解決策として、角砂糖の塊を食べると一時的には血糖値が上がるのですが、低血糖状態では判断力が落ちており、そもそもその行動に至るまでが困難です。
こうした状況の中で、一緒に暮らしてくれる人がいることは非常に有り難い。彼らのおかげで、何とか毎朝、新しい一日を迎えることができます。一人暮らしをしていたら、このような状況は危険を伴うことでしょう。感謝の気持ちでいっぱいです。
朝起きる、一見シンプルな行動も、多くの障害が重なると容易なことではありません。しかし、周りのサポートと適切なケアで乗り越えられることもあると信じています。何が普通で何が普通でないのか、それは人それぞれ。だからこそ、お互いの状況を理解し、支え合うことが大切だと改めて感じています。