皆さん、こんにちは！旅行ブロガーのあやめです。私は難病を抱え、外に出ることができませんが、心強いおともの妖怪、旅行妖怪"とらべるん"と一緒に、豊かな妄想力とわずかな情報から、今回は大阪府茨木市への現実離れした旅をお届けします。
茨木市について思い浮かべると、つい茨城県と混同してしまう方も多いのではないでしょうか？私も初めてこの地を訪れる際に、その名前に迷いました。ですが、ここは大阪府の茨木市、鬼と歴史が息づくユニークな地域なのです。
この地のご当地妖怪は、茨木童子として知られる鬼です。名前に「童子」とあるものの、実はいい歳をしたおっさんであるというエピソードには驚かされます。そして、最近の流れとして、歴史上の人物が女人化されることが多く、茨木童子もその一人。インターネットで検索すると、その女人化されたイラストがたくさん出てきますが、本当の茨木童子はおっさんなのだということ、忘れずに覚えておいてくださいね。
茨木市の観光スポットとして、茨木童子の像が立っている橋があります。そのそばには茨木神社が鎮座しており、ここでは蘇民将来の伝説にあやかって牛頭天王を祀っています。由緒書きによれば、織田信長が牛頭天王を信仰していたため、信長に攻め込まれないように信仰の対象を牛頭天王にしたというエピソードが記されています。信長自身も女人化が激しい歴史上の人物であるため、茨木童子との共通点を感じることができます。
茨木市は、現代と歴史、現実と妖怪伝説が交錯する場所で、深く考えるほどに魅力が広がる土地です。とらべるんと一緒に探求したこの地の真実を、皆さんにも感じていただきたいと思います。次回の旅も、あなたと一緒に素敵な発見を共有できることを楽しみにしています。お楽しみに！
