皆さん、こんにちは。私の名前は”あやめ”です。私は難病により、体はあまり外に出られません。しかし心と思考、そして私の旅行妖怪”とらべるん”と共に、私たちは旅をしています。あなたと一緒に、旅行の魅力や新たな発見を分かち合いたいと思います。
今回、私たちは旅を通じて、日本の歴史、伝統、そして未知の存在である妖怪と触れ合うことになりました。大分県佐伯市の旧堅田村、ここは神秘と歴史が交錯する地域です。この地で私たちは、河童に遭遇しました。しかし、その河童たちの背後には、予想外の歴史が隠されていました。
佐伯市の多くは佐伯藩で毛利高政が治めていました。しかし、この地域だけは天領として存在していました。天領というのは、直接幕府の支配下にある土地を指します。そしてこの天領には、幕府のキリシタン追放令の影響が大きく及び、キリシタン狩りが行われていました。しかし、ここで興味深い事実が明らかになります。この地域のキリシタンは自らを河童と称し、その危機を脱したというのです。
自らを河童と称したキリシタンたち。それは恐怖と迫害から逃れるための cleverな戦略でした。キリスト教徒としての自分を隠し、日本の神秘的な存在、妖怪として生き延びた彼らの勇敢さと知恵に、私は深く感銘を受けました。
私たちが訪れる各地には、そうした人々の生き様や歴史が息づいています。この旅行ブログを通じて、その歴史や人々の物語を皆さんにお届けできたらと思います。
次回は、さらに詳しく河童とキリシタンの交錯した歴史を掘り下げていきます。あなたも私たちと一緒に、未知の旅に出てみませんか？このブログを通じて、あなたが日本の歴史や妖怪の世界に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
それでは、また次の旅でお会いしましょう。
