こんにちは、皆さん。前回は自分の置かれた状況と、地方の政策について何かを変えようという決意を書きました。それから数日、その決意を胸に、市議会議員の事務所を訪れてきました。しかし、その結果は思いもよらないものでした。
「議員は留守です。陳情は書面にして提出してください。」
それが私が訪れた議員の事務所で受け取った唯一の応答でした。淡々としたその言葉の中に、私の懸念、焦燥感、そして期待がすべて消えていくように感じました。
議員の留守。それは、私が単なる一市民であることを示す象徴だと思いました。市民の一人一人が抱える問題に対して、直接的な対話を求めることが難しい現状が浮き彫りになりました。議員は私たち一人一人の声を代弁するために存在するはずなのに、それがなかなか実現しないのはなぜなのでしょうか?
「陳情は書面にして提出してください。」
その一言にも、思いが混ざり合います。一方では、自分の言葉をきちんと整理し、具体的な要望を明確に伝えるための手段として理解はできます。しかし、それは一方的なコミュニケーションであり、私たちの生の声、その時々の感情や、話し合いを通じて生まれる新たな視点や解決策が無視されてしまうのではないかという不安も感じています。
私のこの旅は、単に就職の問題を解決するためだけではなく、より良い社会を作るための一歩として始まりました。今回の経験から、市民一人一人の声がどう政策に反映されているのか、そしてそれをどのように改善していけるのかについて、より深く考えることが求められると感じました。
次回は、書面にした陳情の準備と、それをどのように伝えるべきかについて考えていきたいと思います。その過程を通じて、自分自身の思考を整理し、具体的なアクションへとつなげることができればと思います。
この旅はまだ始まったばかり。共に学び、共に成長するために、皆さんの意見や経験もぜひお聞かせください。
次回もお楽しみに。