こんにちは、皆様。てらかっぱです。
今回は、私がおいしく楽しんでいる特殊な食べ物についてお話します。それは和洋中の分類に入らず、正確には「食事」ではないけれども、それだけで一食分としても十分な、一風変わった食べ物たちのことです。私はこれらの食べ物を「駄食」と呼んでいます。そう、お菓子に対する「駄菓子」のように、食事に対する「駄食」があるのです。
この「駄食」のカテゴリーに、例えばたこ焼きが入ると思うのです。そう、あの一口サイズでじゅわっとした旨味が口いっぱいに広がる、大阪のソウルフード、たこ焼きです。
そして最近、私はそのたこ焼きのメニューの中で「たこせん」という食べ物を見つけました。これは、大分ではあまり見かけませんが、主に大阪系の店で提供される一品のようです。僕が幼い頃から食べてきたたこ焼きは底が平らなもので、クルクル回転させながら焼くタイプのものは大人になって県外に出てから初めて食べました。この新たなる発見、たこせんについてお話したいと思います。
たこせんは、エビせんべい2枚にたこ焼き2個を挟んだ一品です。百円というお手軽さで、まさに「駄食」の象徴ですね。しかし、これがなかなか食べにくい。どこから食べていいかわからないという難問に直面します。私も最初はどう取り組むべきかを試行錯誤していたのですが、大阪出身の友人があるアドバイスをくれました。
彼はただ短く言いました。「つぶして食べるもんや」と。
「えっ!?」驚きつつも、そのアドバイス通りに試してみると、確かにグッと食べやすくなりました。
たこ焼きをクレープのように歩きながら食べる大阪の街角の風景に、ほんの少し近づけたような気がします。たこせんをまだ見たことなく、これから食べてみようと思う方へのアドバイスとして「たこせんは潰して食う」を心に刻んでおいてください。
以上、てらかっぱからの「駄食」体験談でした。食べ物の新たな楽しみ方を発見できるのも、食の醍醐味の一つですね。皆さんも新しい食体験をぜひ楽しんでみてください。