こんにちは、こちらテラカッパ。
25年間、私の部屋は親の家の一角に置きっぱなしになっていました。しかし、最近、親に促されて、その長年放置されていた荷物を整理することになりました。不要なものはどんどん捨て、気に入ったものは大切に保管し、過去の自分と再会するという断捨離の旅が始まったのです。
掃除を始めると、自然と読み始めるものが出てきます。あれこれ読み進むうちに、まるで小学生の頃に戻ったかのような感覚に包まれました。しかし、すでに私は45歳。時の流れは早いものです。
そして驚くべきことに、パソコンの進化は私の成長を遥かに凌いでいました。過去の自分が保管していた一冊の本、"パソコン・ファミコンおもしろ図鑑"がそれを証明していました。
本の表紙を飾るのは、アンドロイドのダイナミックプロデザインのLS愛ちゃん。彼女の名前の由来はLSI、集積回路のこと。今の子供たちはLSIなんて言葉を知らないかもしれませんね。
そして本の中には、かつてパソコンとファミコンが同等に語られていたこと、当時の最新モデルがPC-9801やPC8801、MSX、FM-77、MA-1500だったことが紹介されています。そして、音響カプラーやプリンター、外付けフロッピードライブ、マウスといった周辺機器が必須だったことも。
そして、ゲーム。PCを手に入れたら、もちろん最初に遊んだのはウィザードリー。ただし、ゲームだけを楽しみたいなら、ファミコンを選ぶという選択肢も当然ありました。
ゲームといえば、どのジャンルも楽しいものです。アクション、ロールプレイング、アドベンチャー、シミュレーション、シューティング、どれも私の好きなジャンルです。
そして、ロールプレイングゲームの代名詞、ドラゴンクエスト。私がこの図鑑を手にしていた当時、ドラゴンクエストⅡが間もなくリリースされるという
噂が広まっていました。
そして、ロボット、プログラミング、パソコンゲームの可愛いキャラクターたち、そしてゲームブック。これらすべてが、私の子供の頃の夢と現実を混ざり合わせたような存在でした。
しかし、今、私はこの図鑑を片手に、新たな冒険、ドラゴンクエストXを始めることにしました。小学生の頃、40歳を超えてもまだドラゴンクエストを楽しんでいるとは、思いもよりませんでした。
さあ、片付けの続きはまた別の日に。今はドラゴンクエストの世界へ旅立つ時間です。