お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣ことキンコン西野が再び新刊を出版しました。
ただの芸人本ではなく、ビジネス書という形で新たな思考を提供するものです。
芸人をやめて絵本作家になるというキンコン西野の新たな挑戦を初めて知ったのは、十数年前、ガイナックスの元社長でオタキングとも称される岡田斗司夫のYouTubeチャンネルを見たときでした。
その時期の岡田斗司夫は、レコーディングダイエットというダイエット法を成功させ、彼の人生で最も体重が減った時期でした。
彼は評価経済社会という先進的な思想を提唱し、自身のチャンネルにゲストを招き、その思想を広めていました。
ゲストには堀江貴文（ホリエモン）、家入一真、田端信太郎、長谷川豊、箕輪厚介など、現在オンラインサロンを運営し、評価経済社会で成功を収めている人物が多く含まれていました。
キンコン西野もまた、岡田斗司夫の「評価が通貨となる」という思想を受け継ぎ、その方向に進んでいます。
「本を多く買ってもらうには、本を贈り物にするんだ」と岡田斗司夫が言っていたのを覚えています。
今回出版された『夢と金』は、お金と夢の概念を一新する内容になっています。チケットの価格に差を設け、富裕層が高価な商品を購入し、それによって庶民が恩恵を受けるという富裕層ビジネスの例が提示されています。
しかし、重要なのは、キンコン西野の考えが必ずしも正しいわけでも、間違っているわけでもないということです。
キンコン西野はあくまで一つのツールであり、彼が提供する思考や情報を活用し、自身や周囲の人々が幸せになる新たなパラダイムを創出することが大切です。
この新刊を手にとり、キンコン西野の思考を吸収し、自身の思考や行動に刺激を与えて、自己成長のきっかけにしてほしいと願っています。
