昨晩のことである。時間はまだ19:00。忘年会ではまだ一次会の酔いの回らぬ時間である。
まさか、年末ということで彼女を楽しませようと浮かれていたが、振られて正気に戻り、パンダの仮面を脱ぎ捨てていったのだろうか?まさに涙雨である。
流石に大阪の道頓堀に集まる陽気な旅人たちですら、不自然に置き捨てられていったパンダマスクには、何か不気味なぁ怨念というか寂しさというかオーラを感じているようだった。
僕は、これと同じマスクをして陽気にはしゃいでいた故郷のカレのことを思い出していた。
パンダ!キミは元気ですか。