AIさんと河童さん

ChatGPTを使った寺嶋河童のブログ

てらかっぱ、ご当地タレントになろうと思い立つ。の巻き

ども、ゴールデンウィーク中に45才の誕生日を迎えた、てらかっぱです。

 

GW、どこか出かけました?

今日行ったのは別府。

駅前を通りかかったら軽快なデケデケデケデケという音楽がどこからか流れてきた。

 

おお!!あれは!!大分県で有名な!別府市では知らぬものがいないヒットパレードクラブのヒットパレーダーズ!!

 

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ヒットパレードクラブとは

hpc.live-memories.com

 

さて、ここからが本題。

 

かつて情報は、一部の政府、テレビ局、新聞社、出版社が独占するものでした。
一般人には情報を送る側のフィルターに掛けられたものしか伝わらないかった。
タレントの顧客は視聴者でなく情報供給者側であり、一般人にどんなに受け入れられようと仕事を得ることができなかった。

現在はインターネットの普及により、情報は一部の組織に握られるものではなくなり、
大企業や大物政治家、芸能人のスキャンダルだろうと無名な一般人の悪ふざけも同列に衆目にさらされるようになった。
良くも悪くも、情報は独占できなくなったのである。

人は物を買う時に店の評判をネットで検索し、売った側も購入者のSNS等をみて自分の店の評価がどうなっているのか確認する。
単純に物を安くしたからと言って売れなくなった。お金の使いがってが悪くなったのである。
コレを貨幣で経済が回るのでなく、評価(影響力)で経済が回るということで、岡田斗司夫貨幣経済社会に対して評価経済社会と名付けた。

東京はエンターテーメントの中心であり、チャンスを掴む可能性が多く、レベルの高い人間が集まりやすい。
しかし、過当な競争があり、新人や売れないタレントがチャンスを掴むまで待ち続けるには厳しいものがある。

ネットの普及により情報の中心地と言われる場所はなくなり、都市も地方も得られる情報に差はない。
そのためタレントも都市部で活躍するメリットは少なくなりつつある。
だったら、東京でくすぶっているより、地方でちやほやされた方がいいやと考える人がいてもおかしくない。

これは、平安の都で出世できないより地方で権力を振り回した方がいいやと考えた貴族がいたという歴史事実にも似ている。
また、天使すぎるアイドルと言われた橋本環奈や岡山の奇跡と言われた桜井日奈子のように地方で活躍していたタレントががネットで一気にブレイクする場合もある。

タレント議員が存在するようにタレントと政治家は似ている。
政治家も昔みたいに金をバンバン使って票を買うようなことはできなくなってきている。
では、金を使えない、新人候補や落選議員が次の選挙で当選するために、どうしているのでしょうか。

売り出し中の新人タレントとやることは同じである。

イベントに出ては挨拶をさせてもらい、人が集まるところに言ってはCDならぬ、名刺やパンフレットを配る。一軒一軒家を訪ねてポスターを張らせてもらったり、街頭演説をして、知名度をすごしづつあげていく。

 

不倫で失脚した宮崎議員や記者会見で号泣した野々村議員など、風にのって当選した議員は不祥事が起きると弱い。次の選挙で復活することはまずできないだろう。
逆に小沢一郎氏や鈴木宗男氏など悪評がついたにも関わらず、一定の権力を持ち続けられるのは地元の有権者の評価が高いからだ。

 

地盤(地元)、看板(知名度)、鞄(お金)の三つのバンが必要とされる政治家だが、これはタレントにも言えることだと考えられる。
既に看板と鞄を持ってるタレントにとって必要なのは地盤(地元)だと私は考える。
橋本環奈や桜井日奈子がブレイクしたのも彼女たちの能力もさることながら、地盤を持っているという強みがあるからだ。

 

政治家に国会議員と地方議員がいる。
タレントにも全国区の国会議員的タレント、地方でがんばる県会議員的タレントがいてもいいのではないか。
タレントには看板があるので、後は地方で地盤というべきファンと、鞄であるところのローカルスポンサーを積極に開拓すればよいのである。

 

次に、すでに東京で活躍しているタレントまたはタレント事務所が地方にやってくるメリットをかんがえる。

 

タレントのメリット

  • 地方に固定ファンを作ることによってメディアに影響をうけることなく仕事ができるようになる。
  • ロ―カル企業のCMを受けることができる。
  • 地方のイベントに呼ばれる
  • ご当地アイドルと仲良くなれる。

地方のメリット

  • タレントの影響力を利用し、知名度をあげ観光客を呼ぶことができる。
  • タレントをイベントに起用することによって企業の協賛を得やすくなる
  • 質の高いエンターテーメントを見ることができる。
  • 地方から芸能界に進みたい人への支援をしてもらえる。
  • ご当地有名人や企業の看板社員をタレント事務所の元で組織化できる。
  • もっと有名なタレントを呼んでもらえるかもしれない。

スポンサーのメリット

  • 地方限定の商品、地方限定企業がタレントを広告宣伝に使える。
  • タレントにSNS等で紹介してもらうことによって宣伝費をかけることなく知名度を上げることができる。
  • タレントのスポンサーになることによって知名度が上がり就職希望社が増える。

三者がお互いの強みを生かしあい、さらに評価価値をあげることが目的である。
そして、ご当地タレントはその三者の連絡役として有効に働く。

 

ご当地タレントは芸能の仕事をしながらも、主婦であったり会社員であったり、起業家だったり、政治家だったり、ブロガーだったり、さまざまな職業をもった兼業であることが多い。また、家庭の事情でや金銭的理由で東京にでることができない場合もある。

最初に紹介したヒットパレードクラブのヒットパレーダーズは特定の店舗に所属するご当地タレントといえるだろう。


うまく有名タレントの虎の威を借りることができればタレントの評価価値もあがり活動の幅もまた広がる。ご当地タレントには地方で生活する時に、どんな場所にでも入ることができるオールマイティパスになる可能性がある。

 

地方には趣旨も出店している店も素晴らしいイベントが多くある、しかし人が集まらない。せめて有名人が来てくれたらなという、主催者や観光地の声を聞くことがある。
全国的に知名度のあるタレントの影響力は東京では低いかもしれないが地方では絶大であり、使いたいと思ってる地方の企業や団体は多い。
しかし、地方の団体にはお金を支払えば芸能人が来てくれるということを知らない人すらいる。

 

国会議員に東京で活動する秘書と地元で支援者をまとめる秘書がいるように、ご当地タレントには地元担当秘書と同じような役割が求められる場合もある。
国民にアピールして一票をもらうという方法論は今後タレントにも必要な方法論だと私は考える。

 

つまり、ネット時代に生き残るタレントとなるには選挙で当選するための努力と同じことをすればよい。そして狙うは、国会議員でなく地方議員。つまり地方タレントはまだまだ席が空いている。

 

大分地方に進出したい、タレント事務所の方。ご連絡お待ちしています。