ども、てらかっぱです。
大掃除の最中、『こんにちはマイコン』を発見してしまった。これは僕がプログラマーを目指すきっかけとなった運命の書籍。どこにいったかと思っていたが積んである段ボールの底のほうにあったのね。小学校5年の時に買った本。
この本ではパソコンの歴史とプログラミング言語のBASICの説明、パソコンが社会に浸透していく様やゲームの作り方などがゲームセンターあらしのキャラクターを使って描かれています。
当時の最新CG技術で作られた映画トロン。今のCG技術からみたら屁みたいなCGだけど、近年続編が作られるほど、コンピュータおたくに影響を与えた。
作品の中で使われているのがPC6001。家庭のテレビにつないで使えるのでお安く買える。お値段は89800円「ハチキュッパで新発売!」というCMがなつかしい。おじさんがキーボードをパソコン本体だと思ってしまうのはこの製品のためだと思われる。こんにちはマイコンの2巻が出るころには6001の後継機PC6001markⅡが発売される。markⅡという響きがたまらない。トヨタmarkⅡ、ガンダムmarkⅡ、エルガイムmarkⅡ。
PC-6001markⅡの性能を比較してみよう。メモリーが4倍の64KB、色は15色使えるし漢字もつかえるようになった。何より、しゃべる。
『こんにちはマイコン』にはマイコンがほしくなってたまらなくなった少年のために秋葉原のショップリストが載っている。大分の端っこに住む僕からしたら外国のような場所アキバ。この中で今でも残っているお店はいくつあるのだろうか?
後世、出版された『こんにちはマイコン完全版』にはマイコン電児ランだけでなく、スティーブジョブズやビルゲイツの物語も収録されている。
懐かしすぎて涙がちょちょぎれまんねん。