ども、スーパーロボット大好き、てらかっぱです。
さて、日本人が原子力とどう付き合っていけばよいかというシミュレーションは70年代に多くされてきました。僕達はそれがシミュレーションだと気づかず、教えられてきたのです。
僕達が子どもの頃、見ていたアニメマジンガーZ
敵は毎週毎週研究所を襲ってきます。なぜか?そこが核ミサイルに転用できる核実験を行っている原子力研究所だからです。光庫力=原子力なのです。
テロリストに狙われる危険性があるので防御力としてバリアを作りました。攻撃力としてダイアナンAを作ります。
しかし、原子力の平和利用を考えている研究所では限界があります。
そこに現れたのがマジンガーZ。
マジンガーは完全に兵器として作られました。だから強いのです。
ダイアナンが通常兵器とするならマジンガーは核ミサイルなのです。
ゲッターロボもコンバトラーⅤも原子力をどう平和利用するかの話なのです。
ただ、研究の途中で侵略者が攻めてくるので、エネルギーを防衛力に利用して作られたのがスーパーロボットなのです。
ゲッターロボは宇宙開発用でした。それが恐竜帝国という侵略者が現れたことで軍事兵器として再開発されたのです。
ストーリーはだいたいこんな感じ
- 平和な町に独裁軍国主義国家から亡命者が最高の秘密兵器を持ってやってくる。亡命者を追って刺客がやってくる、秘密兵器を使い亡命者と協力して戦う。平和が訪れる。(例 グレンダイザー、ボルテスⅤ)
- 平和な町に侵略者が来る、こんなこともあろうかと研究していた巨大ロボットで敵を倒す、平和が訪れる。(例 ゲッターロボ、コンバトラーⅤ)
平和な町に侵略者がやってくるという設定。
人間には扱いが難しいエネルギーとそれを利用した超兵器
これがまさに、専守防衛の自衛隊と原子力と核兵器の運用を想定したシミュレーションなのです。