新聞ぐらい読め!
若い時にはよく言われていた。
まさかそれが新聞社の宣伝広告の言葉だとは思わなかった。
こんな熱い日はビールがうまいね
これもビール会社の宣伝広告。
だいたい日本人が考えてることは、広告宣伝の賜物
男に生まれたからには一国一城の主
家一軒しか買えてません。しかもローンです。
住宅ローンの悪魔の誘いです。
とまぁ明治維新後からこっち僕らが自分の信念だと思っていたことは誰かの宣伝だったのではないかと思うのですよ。
最近だと
「えーい転職だ!」が頭から離れません
ネットの見過ぎです。
戦争のために死ぬ
平和のために生きる
それさえも誰かの意思を自分のものと勘違いしているにすぎない。
親から子へ、子から孫へ。
集団としての意思。国家としての意思。
そういう洗脳みたいなものがだんだん溶けてきたんだと思う。
価値観が絶対視できなくなり、空っぽの自分に向き合った時、大きな宣伝にはまってしまう。
小さな他人の意思をいっぱい自分の中に持っていないと大きな純粋な意思に引っ張られてしまう。
情報を知ったからといって賢くはならない。
大事なのは信頼できる隣人だと思う。
そいつが信頼する人なら俺も信頼する。
それがボトムアップの代理性民主主義なんだよ
今はその逆。
バカな政府を選んだんだから国民はバカだろう。バカなデモをやってるんだからあいつらはバカだろう。
自分の頭で考えるのはやめよう。
そして他人という外付け演算装置をいっぱい持とう。
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